ベルギーのブリッセルでは
ミュージアム見放題のチケットを買ったので
いろんなアート作品を観たんだけど、
やっぱり印象に残った作品は、
ルネ・マグリットさんという
ベルギーでいちばん有名な画家のものでした。
1898年に生まれたルネ・マグリットさんは、
ジョルジュ・デ・キリコさんの作品に
感銘を受けたことから
シュルレアリスムの道へと進む。
ああ、なるほど、シュルレアリスムね。
って、シュルレアリスムってなんだかわかる?
ぼくは、わからないので調べてみました。
日本語だと、超現実主義。
ああ、なるほど、超現実主義ね。
って、超現実主義ってなんだい?
このコトバに使われている
「超」は強調じゃなくて、
現実を「超えて」いくというもの。つまり、
現実離れした無意識に目を向けるというもの。
合理主義とは反対にある、
自由と想像力の解放を目指しています。
だから、マグリットさんの作品を観て、
現実から離れ、想像力が解き放たれたなら、
それはもう空からマグリットさんも大喜びです。
でね、ぼくが不思議な体験をした絵は
こちら(上)の作品なんです。
マグリットさんの作品の中でも、
空に浮かぶ雲だけという、
かなりシンプルな作品。
この絵をじっーと見ていたら、
雲が動きはじめたじゃありませんか。
もちろん、現実では雲が動いている
わけないんだけどね。
子どもの頃、車の後部座席に乗って
空に浮かぶ月を眺めていたら、
月がぼくを追いかけてきたことがあった。
車がどんなにスピードを出して走っていても、
月はへこたれないでついてきた。
それに似た不思議な体験でした。
マグリットさんの作品です。どうぞ。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
絵を見て自由になったかな?
このときの場所/ベルギー ブリッセル
現在地/アメリカ ニューヨーク
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