昨日の投稿に引き続いてオランダにある
ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館
(Museum Boijmans Van Beuningen)です。
階段を上って、ひとつの部屋に入ると、
なんだか、洋服のようなものが
たくさんラックにかけられている。
んっ、ちがうぞ。
よく見ると、普通の服とはちがうぞ。
いや、よく見なくても、
だれがどう見ても、ちがう。
裸のコスチュームだ。
「どうぞ、着てください」と
美術館員さんが言うので、
「えっ!?着ていいんですか?」と言って、
選びに選んだ裸を試着させてもらった。
ぼくの裸を気に入った男性が
(ここから読み始めたら、やばい男性だ)
「次、その裸をぼくに貸してくれないかなあ」
と言うので、ぼくは裸を脱いで、
次の裸を着ていっしょに写真撮影。
男性の奥さまに撮影してもらう。
ちなみに奥さまはこんな裸姿です。
おっぱいとチンチンの夢のコラボ。
この裸コスチュームを考えたアーティスト、
そのアイデアを展示させるミュージアム、
そしてオランダという国、
すごいなあと思いながら次の部屋に行く。
巨大な造形物が展示されている。
んっ、ちがうぞ。
よく見ると、普通の造形物とはちがうぞ。
いや、よく見なくても、
だれがどう見ても、ちがう。
これは、ウンチ、
いや、かたそうなので、ウンコだ。
もう、この美術館、糞サイコーじゃないか。
それにつけ加え
「裸のコスチューム着たまま、
ウンコ広場に行っていいよ」と
美術館員さんが言う。
ウンコの周りを走ったり、
ウンコの下をくぐったり、
ここは天国でしょうか。
家族みんなで裸してるナイスな女性と
撮影をしてもらった。
ウンコを前にして、この裸姿でいると、
だれもが対等な状態にいられる。
子どもも大人も、子ども。
男も女も、ぐっちゃぐちゃ。
小難しいメッセージを、
ウンコとおっぱいで訴える。
これこそ、アートだよ。
アーティストに敬意を示すため、
甲子園球児が野球場に一礼してから帰るように
ぼくは、ウンコに一礼してこの場を後にした。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
あなたの自由と平等を尊重します。
このときの場所/オランダ ロッテルダム
現在地/アメリカ ワシントンD.C.
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