ねむくなる国連

スイスのジュネーヴにある国連、
パレ・デ・ナシオン(国際連合ヨーロッパ本部)
に行ってきました。

ここは会議外交の中心となる場所で、
軍縮と人権のフォーラムとなっているようです。

１９２０年、５８もの国が集まって、
国際連盟がはじまりました。
しかし、意外にもスイスが加盟したのは、
なんと２００２年のこと。
１９０番目の国連加盟国だったそう。

それは、スイスの「中立」という立場が
くずれてしまうんでわないかとおそれていたため。

でね、あくまでも個人的な意見なんだけど、
ジュネーブ国連の会議室を見学して、
「この会議室じゃ眠くなるんじゃない？」と思った。

１日にたくさんの会議が行われていて、
いろんな会議室があると思う。

ただ、見学させてもらった会議室は、
光の強さなのか、温度設定なのか、
色の明るさなのか、空気の質なのか、
はっきりはしないんだけど、
眠くなるだろうなあというのだけは感じた。

国会議事堂で政治家が寝ているのを、
テレビなんかでよく見かけるけど、
きっと、あれも眠りやすいように、
場所がデザインされているのかもしれない。
ただやる気がない人もいるだろうけど。

これからは、それっぽい会議室よりも、
議論がおもしろくなるような、
椅子の配置、照明の強さ、マイクの音量、
椅子のかたさ、温度設定、空間の広さなど、
細やかなデザイン設計が必要なのかもしれない。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
こたつは眠るためのデザインが徹底されているよね。

このときの場所／スイス ジュネーヴ
現在地／ベラルーシ ミンスク

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