スペインの街はキスにあふれていた。
フランスも同じくらい愛にあふれている。
地下鉄の電車に乗っていたときのこと、
目の前に20代の男女のカップルが座っている。
肩に手をやったり、キスをしたりと、
こちらの目がさめるほどラブラブなこと。
日本だったら、乗客みんなが
彼らに視線をそそぐだろうなと思って、
ぼくのとなりに座っている男性二人組の
リアクションを前の窓の反射を利用して
見てみると、まったく無関心な様子。
きっと、これがここでは当たり前だから、
注目したりしないのかあと思っていたら、
となりの男性二人組までイチャイチャ
しはじめたじゃありませんか。
ああ、ちみたち、ああ、そういことですか。
パリの美術館にいたときのこと、
階段のふきぬけから下を眺めていると、
40代くらいの男性がキスをしていた。
40代くらいの男性と。
デザインは「解」で、
アートは「問い」なんて言うけれど、
そこの美術館にあるどんな作品よりも、
パブリックな場でキスをしていた男ふたりは
いい「問い」を与えてくれたかもしれない。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
愛のカタチは、人それぞれ。
このときの場所/フランス パリ
現在地/フィンランド トゥルク
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