６月２５日はアントニ・ガウディさんの誕生日、
ということで今週は勝手にですが
「アントニ・ガウディWEEK」、
ガウディさんが手がけた建築の写真をお届けします。
ガウディさんについて知らないという人は
「イジンタビュー」を読んでいただくと、
少しだけどんな人だったのか、わかります。
今日は、コロニア・グエル教会です。
この場所は、ガウディさんが建設を
中断したことで有名な場所です。
（なぜだかは、理由ははっきりしない）
それでも、ガウディさんらしさは、
はっきりと伝わってきます。
中は洞窟のようなドーム型になっている。
異なる石の素材の柱が建っているんですが、
無骨に切りだされていて、かっこいい。
ガウディさんは、曲線的に柱を建てるために
「逆さ吊り模型（フニクラ）」という
つくり方を考えました。
完全には理解できていないんですが、
ぼくのわかるかぎりで説明しますね。
一本の糸の端と端を異なる場所につるすと、
下向きのアーチができます。
この糸は、柱だと思ってください。
柱にかかる重力を知るために、
その糸に、砂袋をぶらさげます。
すると、砂袋の重さによって、
糸はピーンとなるでしょう。
砂袋の位置や、重さを調整しながら、
理想とするアーチを目指します。
少しずつ調整したアーチを逆さまにすると、
建設に必要な柱の形やどれほどの重力が
必要かがわかるというものです。
うーん、糸はピーンとはっても、
この説明じゃピーンとこないよね。
ガウディさんは、こんな新しい建築の方法を
考えて、１０年の年月をかけてコロニア・
グエル教会の曲線を生み出しました。
歴史に名を残すような、すごい人は、
新しいものやサービスだけじゃなくて、
新しいつくり方もつくっている。
コロニア・グエル教会です。どうぞ。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
ガウディが建築に携わってるところと、
そうでないところの差がすごい。
このときの場所／スペイン バルセロナ
現在地／チェコ プラハ
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