「ロバが旅に出たところで、
馬になって帰ってくるわけではない」
(If an ass goes a travelling,
he’ll not come home a horse. )
この諺は、人と旅の本質をついている。
旅をしたからって、残念だけど
抜本的に何かが変わることはない。
旅する前に会いに行った人から
「まー期待しすぎずにね」と言われたのは、
たぶんこのことを言っていたのだろう。
旅もあと何ヶ月かでおわる。
ロバなぼくは馬になることはできない。
では、何にならなれることができるだろう。
、、、馬にはなれない、馬にはなれたい、
そうだ、馬鹿にならなれるぞ。
馬鹿にする側ではなくて、
馬鹿にされる側になろうと思う。決めた。
すべってる人を馬鹿にするんじゃなくて、
すべって馬鹿にされる。
だって、そっちのほうがかっこいいじゃん。
都知事を馬鹿にする人よりも、
都知事になっちゃった人のほうがかっこいい。
負けたボクサーを馬鹿にする人よりも、
リングに上がるボクサーのほうがかっこいい。
芸人の出川さんを馬鹿にする人よりも、
笑われてる出川さんのほうがかっこいい。
告白を失敗した人を馬鹿にする人より、
誰かを好きになって伝えた人のほうがかっこいい。
はやく走れるかっこいい馬にはなれないけど
かっこわるい馬鹿なロバにはなれるような。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
かっこわるいは、かっこいい。
現在地/オランダ ロッテルダム
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