パラグアイのイグアスでブラジルの
電子ビザがおりるのをじっと待っている。
写真の審査が非常にきびしいブラジルのビザ。
顔写真を送っても、送っても、もう一度
送ってくださいとメール連絡が来てしまう。
顔にかげが入らないようにとあったので、
アプリで顔を真っ白にして送っても、ダメだ。
落ち着いて写真を見てみると、美容家の
鈴木その子さんのような白さになっていた。
もう顔がわるいとしか思えない。
ぼくの顔を受け入れてくれるその日を、
イグアスで気長に待つとしよう。
イグアスで散歩をしていると、
「ASSOCIATION JAPONSA YGUAZ」
という建物があったので入ってみた。
体育館のような場所で、おばちゃんたちが
よさこいを練習していました。
「見学していいですか?」と聞くと、
「あっ、どうぞ」と、見学をさせてもらう。
「よかったら、一緒に踊ります?」と
よさこいの先生が声をかけてくれたので、
パラグアイでよさこいを習うことになった。
キューバでサルサを教わり、
アルゼンチンの宿でタンゴを教わったけど。
まさか、パラグアイでよさこいを教わるとは
思ってもいなかったなあ。
休憩のとき、おばちゃんがマテ茶をくれた。
動物の皮がはられたていて、紫色で、
刺繍で名前入りの水筒をもっていたので、
「すごい、水筒ですね」と言ったら、
「あっ、これムスメからもらったの、
でも、わたしの名前が間違ってるのよ」
アハハハとおばちゃんが笑って言う。
ムスメよ、母の名前を間違えるでないぞ。
「島倉千代子って苦労人なのよね」という
おばちゃんたちの会話も聞こえてくる。
ほんとう、日本の田舎に来たような感覚だ。
「明日も来なさいよ」というお言葉に甘えて
2日連続でよさこいを踊った。
「ずいぶんと、うまくなったねえ」と、
おばちゃんたちに褒めてもらったのだが、
自分でもサルサやタンゴよりしっくり来ている。
ガニ股な感じがあっているのだろう。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
パラグアイは旅人の疲れを癒してくれます。
このときの場所/パラグアイ イグアス
現在地/スイス ジュネーブ
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