アメリカ大陸の南緯40度より南の場所を、
「パタゴニア」と呼ぶそうです。
だから、ひとえに「パタゴニア」と言っても、
チリとアルゼンチンと２つの国があります。
チリに入国したばかりですか、
ロス・グラシアレス国立公園へ行くために
はやばやとアルゼンチンへ移動する。
ロス・グラシアレス国立公園には、
日本の都道府県と同じ数、
４７もの氷河群があります。
その中で、ペリト・モレノ氷河を見てきた。
見た目の壮大さは写真を見ていただいととおりで、
見た目じゃなくて、音もすごいんです。
「ドドドド ドドドド」と
氷河が崩れ落ちる轟音が辺りに鳴り響く。
静まり返った場所に地響きが鳴るため、
どこか遠くの場所で氷河が崩れ落ちても、
すぐそばで崩落してるんじゃないかと思う
くらいの轟音が耳に飛び込んでくる。
４月だから崩落する姿を見られるかなあと
思っていたが、ラッキーなことに何度も、
氷河が崩れ落ちるさまも見ることができた。
見た瞬間、思わず笑い声が出てしまった。
「ドドドドド」に「ハハハハハ」と。
地球温暖化の影響とかがあるのだから、
不謹慎じゃないかと思われるかもしれないが
ぼくは氷河の先端が湖に流れ込む姿を見ると
なぜか、笑いという感情が、
吹き出すタイプの人間のようだ。
また、高さ６０メートルもある
ペリト・モレノ氷河の色を見ると、
価格６０円（２０１６年に値上げした？）
「ガリガリ君」のソーダ味を思い出す、
庶民派な人間でもある。
ペリト・モレノです。どうぞ。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
「ドドドド」を聞いてほしい。
このときの場所／アルゼンチン エル・カラファテ
現在地／ポルトガル アベイロ
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