サンフアンチャムラには先住民の方々が
多くいるというので、行ってみた。
サンフアンチャムラに着くと、
白と、黒のモコモコしているファーの
ジャケットを着ている男性と
黒のファーのスカートを履いた女性が歩いている。
唯一観光ができそうな教会があったので、
入場料を払って入ってみた。
教会の中は写真撮影が禁止なので、
できるだけコトバで説明しますが、
外はかわいらしんだけど、中に入ると、
今まで入ったどの教会にも似つかぬ、
独特な雰囲気をもった教会だ。
教会の入り口に一歩中に入ると、
草の匂いがぷーんと鼻に入ってくる。
奥行き30メートルくらいある教会なんだけど、
床一面に藁のようなものが敷き詰められている。
そして、教会と言ったら腰をかけたり、
膝をついてお祈りするために用意されている
椅子だけど、この教会には、椅子がない。
薄暗い中、草をふわふわ踏みながら、
教会の奥まで歩いていこうとすると左右には、
50体、50体くらいの人形が飾られている。
人形の多くは、宣教師フランシスコ・ザビエルの
ような髪型をしてこちらを見つめている。
窓から入ってくる光は少なく、その代わりに、
左右に配置された机にはロウソクに
火を灯したグラスが置かれている。
ひとつの机に300個近くのグラスが置かれていて、机が30個近くあったので、
1万本近くの小さなロウソクの灯りが、
また独特な空気感を作っている。
地元の祈りを捧げる先住民の方々は、
床に敷き詰められている草をどかし、
そこの場所に100本近く、
火のついたロウソクを立てて、
なにかを語りながらお祈りをしている。
人によっては、口に含んだ水を、
プロレスラーの毒霧ように、
プシューっとロウソクに吹きかけている。
おそらく、グレート・ムタのファン
というわけでなく、そういう儀式なんだろう。
他にも驚きの光景を目にした。
生きた鶏の脚を片手でもって、
あぶるようにロウソクの上をなぞっている。
最後には首を締めて鶏を殺してしまった。
おそらく、グレート・ムタのファン
というわけでなく、神への生贄なんだろう。
この独特な空気感伝わったかな?
えっ、わからないって!?
わからない方は、ぜひ行ってみてください。
えっ、グレート・ムタも知らないって!?
わからない方は、ぜひ調べてみてください。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
宗教の非暴力な個性は、とてもおもしろい。
このときの場所/メキシコ チャムラ
現在地/エルサルバドル
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