縁とは不思議なものですねえ。
あの日、あの場所、あの場面いたからに、
あの人に、出会えた。
そんなことが人生にはたくさんある。

なんか、書きはじめから、遠い目をする
小田和正さんっぽくなってしまったぞ。

これを読んでくれてるのも不思議な縁で、
「友だちだから、読んでやってるよ」
という人もいれば、
「なんとなくリンクがつながって、
よくわからないけどはじめて読んでます」
という人もいることでしょう。

でも、情報が地球にある砂つぶくらい、
たっくさんある中で、
立ち寄ってもらい、出会えたということは、
なにかしらの縁があるんだと思う。
ぼくの勝手な片想いかもしれませんけどね。

インターネットがなかった時代だったら、
出会えていない人、
継続的にコミュニケーションを
とれていない人がたくさんいる。
きっと、あなたにも、思いあたる人がいるはず。

インターネットのおかげで、縁の距離が
ゴムのようにビヨーンと大きく伸びた。

ぼくが縁のあった人、大学生の頃、
同じゼミだったモジャ(ニックネーム)と
バングラデシュで会うことができた。
会えたのもFacebookでつながっていて、
コミュニケーションをとれたおかげだ。

「モジャ」はバングラデシュのことばで、
「おいしい」という意味らしく、
ご飯を食べるたびにモジャモジャ言ってた。
おいしいじゃありませんか、モジャ。

彼は学校の先生で、学校の生徒と一緒に
文化祭の売上金をつかって、
バングラデシュでストリートチルドレンを
支援している『エクマットラ』という
NGOのショジブくんという子供の
里親をしてるのだという。

ショジブとのやりとりでの「会いにきて」を、
しんけんに受けとめて、はるばる
バングラデシュまで会いにきたのだと。

そして彼のFacebookを見ていると、
いつも生徒のことや、教育について
しんけんに考えていることがわかる。

手をのばせば届く距離にいる人との縁もあるけど、
飛行機に乗らないと会えない人との縁もある。

どっちも大切にしているのが、
いいなあと思ったよ。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
どちらかじゃなくて、どちらもね。

このときの場所/バングラデシュ ダッカ
現在地/トルコ イスタンブール

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