インドで、観光客を相手にしている商人は、
ぼくら観光客に対して「Hello, my friend」
と言って、近づいてくる。

いつから、ぼくらは友だちになったのだろう。
他の地域からバラナシに来ていたインド人は、
地元インド人から「Hello, my friend」と
声をかけられているぼくに対して、本気で
「友だちなの?」と話しかけてきたこともある。

ユーミンこと、松任谷由実さんの名曲
『Hello, my friend』では、
「もう二度と 会えなくても 友達と呼ばせて」
「離れても 胸の奥の 友達でいさせて」
という歌詞がある。

友だちと呼ぶことに対する心持ちが、
観光客を相手にしたインドの商人とは、
ずいぶん違うよね。

ただ、「My friend」、「友だち」と声をかけてくる
彼らをバカにはできないんだなあ。

偉大なガンジーさんも、あのヒトラーさんに対して、
「我が友よ」や「誠実なる我が友よ」と
ていねいな手紙を書いていたんだって。

なんで、ガンジーさんが「友」だなんて
呼び方をしているのかっていうと、
通り一遍で、そう呼んでいたんじゃなくって、
そもそもガンジーには敵がいないからなんだとさ。

ガンジーは、人種、宗教、肌の色関係なく、
人間は仲よくあるべきだという信条で、
自分の人生をかけて、友だちづくりをしてきた。
だからガンジーさんにとっては、
ヒトラーさんも「友だち」なんだって。

はー、だからみんな、ガンジーの精神で、
ぼくのこと、「My friend」、「友だち」と
呼んでいるのかな?

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
これを読んでくれてる、親愛なる我が友よ。
あなたの、友だちの定義ってなんですか?
よかったら、教えてください。

このときの場所/インド アグラー
現在地/UAE ドバイ

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