「Tiger Cave」の1,237段の階段を下ると、
脚の筋肉がプルプルと震えています。
「膝が笑う」とは、まさにこのことです。
せっかくなので、お寺の近くを歩いてみると、
お寺の裏で托鉢をしているではありまんか。
どんな感じなんだろうと、
コンクリートに腰掛けて見ていると、
白い布をまとった綺麗なおばちゃんが
ニコニコしながらこちらに近づいてきます。
女性の修行者、メーチーです。
「好きなものとりなさい」と言う感じで、
白いビニールの中身を見せてきました。
それじゃあと、バナナを一本といただくと、
「これも、もっていきなさい」と、
パンケーキのようなものまでくれたのです。
あら、やさしい。
よっぽど、もの欲しそうに見てたのでしょうか。
お腹がすいて見えたのでしょうか。
ああ、階段の上り下りで
お腹がすいていたので、助かります。
いや、食べ物をメーチーにあげた人のことを
考えると、もらっていいのだろうか。
経文を唱えたメーチーがこの人にあげようと
選択をしたのだから、いいとしましょう。
少し隠れながら、おいしくいただきました。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
ありがとう、メーチーさん。
微笑みの国と言われる所以を体感しました。
このときの場所／タイ グラビ タイガーケイブ
現在地／ベトナム ホーチミン
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