地球ってすごいなぁ、と思うことの1つに
液体の水の存在があります。
太陽との奇跡的なバランス・距離感によって、
太陽系のなかで唯一、
液体の水が豊富にある惑星、地球。
金星は太陽に近すぎて
全ての水が蒸発してしまう。
火星は太陽から遠すぎて
水は凍りついてしまう。
もし、地球が太陽から少しでも
近づくと水が蒸発し干上がり、
少しでも離れると
水が凍りついてしまうといいます。
公園の蛇口をひねれば、ジャーっと流れてくる水が
なんだか、いとおしく思えてきます。
他の惑星の方々も、羨ましがるだろうね。
水に、気体、液体、固体があるように、
コトバにも、気体、液体、固体が
あるように思います。
目に見えるコトバと、
目に見えないコトバがある。
たとえば、ドヤ顔は、
ドヤ顔というコトバが生まれる前にも、
存在していたと思う。
おそらく、江戸時代の人だって、
「俺の仕事、どんなもんだい」ってことで、
誇らしげな顔をしていたはず。
それを明石家さんまさん(諸説あり)が、
目に見える液体のコトバにして、
大衆が使うことで、固体となった。
ぼくは、気体のコトバに興味があります。
まだ、目に見えていないけれど、
確実に気体として存在するコトバが。
気体が液体に変わる温度を露点といいます。
『コトバの露点』っていう名前で、
気体のように、そこにあるコトバを
これからたくさん見つけてみたい。
今日も、明日も、明後日も、いい日でありますように。
目に見えないけど、そこにあるものってたくさんあるよね。