ネパールのカトマンズの空港に到着し、
タクシーに乗っていて気づいたのだが、
首都なのに、車の信号機がないじゃありませんか。

その代わりにマスクをした警察官が
信号の代わりとなり、交通整備をしている。

(カトマンズの警察官は、モデルのように
顔が小さくて背の高い男性が多い。
そういう人がタイプという女性は、
カトマンズへGO)

カトマンズの街は埃が舞っているため、
洋服屋のマネキンまでマスクをしていた。
黒い色のマスクなんかは、ファションとして
日本よりも流行っている。

タクシーに乗っている最中に、
「なんで、信号機つくらないの?」って
20代後半くらいの運ちゃんに聞いてみた。
「ネパールの政府はよくないからね」と
運ちゃんが答える。

「でも、税金は払ってるでしょ?」
「いやあ、お金持ちだけだよ」
えっ!?本当かどうかわからないが、
タクシーの運転手さんくらいの稼ぎであれば、
払わなくていいらしい。

世界の国々によって、
納める税金の額の違いがあって、
その額と、使い方に対して、
国民の満足、不満足があるのは興味深い。

この運ちゃんは、税金払ってないけど、
政府に不満を抱えているみたい。

デンマークなんて税金がお高いけど、
国民の幸福度が高いなんて言うし、
「税金が高い」=絶対悪ではないのだ。

ぼくが税金にたいして、高い安い以前に、
自分のお金がどんな風につかわれているのか
という透明度を高めてほしいと思っている。

全て透明になるのも難しいことはわかってる。
たとえば少さな額でも、
政府がサポートしている団体を選べて、
自分ががんばってほしいと思える団体に、
自分の税金を納めることができたら、
気持ちよく納税できるのになあ。

ぼくがネパールに訪れるちょっと前に、
ネパールを大雨が襲っていたようで、
その被害に対する寄付金を、
カトマンズで学生たちが集めていた。

たとえばこの被害をサポートする団体に、
ぼくの税金(所得税)の5%を使ってもらうとかね。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
日本人がハッピーになる税率とは、いくらなんでしょう。

このときの場所/ネパール カトマンズ
現在地/アルメニア

にほんブログ村の「旅行ブログ」に参加しています。
よかったら、「見たよ」のあかしに、世界一周バナーをクリックして下さい。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ 1日1回のクリックが応援になる仕組みです。