インドに来たら、たくさんの人が騙しにくる。
リキシャ(バイクタクシー)の移動なんかは、
その一端で、100円で行ける距離を、
日本人には1,000円って言ってきたりもする。
できることなら乗る前に、
地元の人に相場を聞いておくほうがいい。

ブッダガヤからバラナシへのバス移動中に
立ち寄ったレストランでは、
ミネラルウォーターを頼んだのだが、
ペットボトルのキャップが開いていた。

「開いてるじゃん」とぼくが言ったら、
お店のおじさんが「俺が開けたんだ」と
言い返してくる。
「他のがいい」と言い、まさかとは思い、
勝手にお店の冷蔵庫を開けて
他のミネラルウォーターを見てみると、
全部のキャップが開いているじゃありませんか。
ありゃま。
きっと、外国人に水道水を入れて売っているのだ。
(インド人は、平気で水道水を飲んでいる)

「全部開いてるじゃんか、いらないや」と言ったら、
にんまりと笑って、
開いてないペットボトルを持ってきた。
気づかなかったら、お腹の弱いぼくは、
お腹を壊してただろう。

このお店では、子どもも働いていて、
カレーを頼んだ際に「スプーンちょうだい」
とお願いをした。
スプーンを持ってくる様子を
目で追っていたのだが、ドキリ。
届ける途中で子どもが自分のタンクトップで
スプーンを吹いているじゃありませんか。

スプーンを持ってきた子どもに
「タンクトップで拭いてただろ」と言うと、
にっこり笑ってごまかす。
タンクトップに触ると汗でびっしょり。
なぜ、タンクトップで拭いた?

違うレストランでも、
こっちに料理を持ってくる際に、
「ガッシャン」と何かを落っことす音が聞こえた。
見てみると、フォークとナイフを落としている。
でも店員は、気にせずそのままお皿に
フォークとナイフを載せて、こちらへ持ってきた。

「落っことしたでしょ」と言うと、
何やら、言い訳をしていて、
なかったことにしようとしている。

「見てたんだから、交換して」と粘ったら、
へへへと笑って、フォークとナイフを洗ってきた。

だまそうとして、バレたら笑う。
これが観光客にたいするインド人の基本姿勢?

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
これをかわいいと思えたら、インドへGO。

このときの場所/インド バラナシ
現在地/インド

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