美容院で働いている友人に、
「いつ休んでいるの?」と聞くと、
「月火水でローテーションでね」と言ったので、
「連休あるの?」とさらに聞いてみると、
「休みは、週一かな」と彼は答えた。

「えっ!?たいへんやねえ」と小さな声で言うと、
「毎日、休みのようなものだし」と、
子どものような笑顔で、あざやかに一言。

好きではじめた、美容師のお仕事。
彼にとって、好きなことをやっている毎日は、
土日に遊んでいるような感覚なのだという。
たくましい。

この言葉は、これから働くひとにとって、
ピカピカッと輝く光になるんじゃないかなあ。

ぼくは大学生の頃、
「働くの嫌だなあ」とは思わなかったけど、
一度、働いたら、一本の線路に沿って、
一生走りつづけるんだろうなあという
息苦しさを感じていたと思う。
学生時代はこういう考え方の人もいるはず。

じっさい働いてみると、
走っていい線路は何本もあるし、
思っていたよりも呼吸はできるし、
自分の責任で途中下車できることもわかった。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
毎日、遊びのように働いている人もいる。
それを知るだけで、生きやすくなると思う。

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